富山県は日本海側にある北陸3県の一つで能登半島がある石川県の東側になります。
北陸といえば、石川県の金沢が全国的に有名ですよね。北陸新幹線が東京から金沢まで開通してから、さらに多くの観光客が来ていますが、その手前に富山はあります。
昔から加賀百万石の影に隠れている感じの地味な県とも言えるでしょう。実際、金沢は加賀藩の武家文化が栄え、今でも派手で見栄っ張りで、富山や福井を下に見ているような殿様気質があると言われています。
その反面、富山県民は派手な生活は好まず、夫婦共働きで地味で堅実な生活を送り、20代で家を建てることが当たり前とも言われたりしています。
噂話ばかりになってしまいましたが、私が感じた富山を少し紹介したいと思います。
富山は水と米と魚が美味い
富山は水が美味しいです。その理由は富山のサイダー屋さんが紹介しています。
富山は3000m級の高い山に囲まれていて、その雪解け水が澱むことなく一気に流れ込んでくるから。また地下に染み込んでいく水も、花崗岩の自然のフィルターを通るので、ミネラルを程よく含むからということみたいですね。実際に美味しいですし、各地にある湧水を汲みに行く人も多いです。
その美味しい水で育てた米がまずいわけがない。私が住む高岡市では、小矢部川沿いの赤丸という地域の米が特に美味しいと言われ、そこのコシヒカリはブランド米にもなっているくらいです。大学生のころ家庭教師のバイトをしていた時、そこでごちそうになった炊きたての富山の新米を味を今でも忘れられません。米ってこんなに美味しいんだと衝撃を受けました。
またその水が流れ込む富山湾の魚もまずいわけありません。富山湾の魚が美味しい理由は富山県の特設サイトで紹介されています。
富山の魚が美味しいエピソードとして、富山県民が県外の温泉旅館に泊まりに行くと嫌がられるという話があります。富山の人は普段から美味しい魚や刺身を食べているので、夕食に刺身を出しても「なーん(いらない)、うまない(おいしくない)。」と言って必ず残すからだそうです。そういったことが各地で続いてきたので、もう富山の人には食べさせる魚料理はありませんという話です。
私も県外の温泉旅館には、結構行きましたが、やっぱり富山の魚が一番美味しいと正直思いました。残しはしませんでしたけどね。